免疫力と顔面麻痺

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免疫力と「胆のうポリープ、歯周病、黒便、顔面麻痺、風邪、高血圧」


夫が、健康不安から始めたいろいろな健康食品の愛用の結果に満足していた私は、健康食品そのものへの疑問や偏見は、当初からあまりありませんでした。

30年も前になりますか、ある日突然、夫(現在59歳)は原因不明の眼の病気、虹彩炎を患いました。光を見るだけでも目に激痛が走る、失明の危険がある難病のひとつです。製造工場の自営を始めたばかりの時でした。日本赤十字病院の眼科に掛かり、投薬と眼注(白眼に注射をする事)をするのですが、結果ははかばかしくなく途方にくれていました。
そんな折り、舅から当時TVコマーシャルでも流されていた、「あまちゃずる茶」を勧められました。
早速購入して、毎日大きな薬缶で沸かし、冷蔵庫に常備しました。それからというもの、夫は忘れず、水やお茶代わりに「がぶ飲み」してくれました。
2年近くも続けた結果、失明の危機を脱し、夫の目は完治しました。

このことからも、夫の目の快復は「あまちゃずる茶」のお陰だったことは確かなようです。その効力は、「あまちゃずる茶」に多く含まれているサポニンとビタミンA効力のカロテンではなかったかと想像しています。夫は、飲み始めた当初から、この二つの成分に着目して毎日愛飲していました。
そのせいか、今でも老眼鏡もかけずに新聞を読み、車も運転しています。

この体験から、『病気の原因がはっきり分からない場合でも、自分に合った方法で、免疫力を上げ体質改善を心がける意味は大きいね』とは夫の言です。
しかし、夫が申しますには、『では「あまちゃずる茶」が、すべての虹彩炎を患っている患者に効くか?』と問われると、『どうかな・・・? 滋養強壮や癌などにもよいといわれる朝鮮人参にも、サポニンは豊富に入っているんだけど、僕は朝鮮人参は体質に合わないんだよな。血圧が高いせいか朝鮮人参を食べるとちょっとのぼせる体質なんだ。この場合、僕の体質には「あまちゃずる茶」がぴったりだったんじゃないかな! もちろん朝鮮人参でもOKの人は大勢いるだろうけど・・・』

「体質に合ったもので体質を改善する?!」なんか禅問答をしているようですね。
『つまり、健康食品を選ぶなら自分の体質に合ったもの=自分にとって必要な効力のある栄養が含まれていて、安全で安価なもの。これを用いて体質改善を図ると言うこと』に尽きるんだそうです。断言? 本当に体験者は強いですね。そう言えば「あまちゃずる茶」はとても安全で安価でした。

そうは言うもののその後も、夫は、自営業の悲しさで、外での酒の暴飲による健康不安を抱えることとなり、肝臓障害への予防もかねて、青汁、ウコン、アガリクスなどを常食すると言う用心深さでした。
実は、この用心深さには理由があります。夫は42歳の歳から毎年定期健診を行うようにしているのですが、その時、肝臓に石、胆のうに十数個のポリープの存在が明らかになりました。今のところその両方とも、生活に支障をきたすものではありませんが、胆のうのポリープはいつ悪性に転化、ガン化するか予断を許しません。数個は大きさが8mm前後と言うことですが、これが10mmを超えてくるといよいよやばいとの医師の所見です。ポリープの正体は、脂肪の塊だそうです。そういえば夫の身体は、局所に脂肪がたまりやすい体質に見受けられます。目の下まぶたの内側にも脂肪が蓄るらしく、それを石のように硬くなるまで放っておくと、眼球をゴロゴロ傷つけるそうで、早め早めに鏡の前で指で搾り出していました(若い頃は、何度か、眼科で硬くなった脂肪をメスで摘出していたそうです)。
また、日本の成人の8割が患っているという歯周病にも悩まされ、歯科医で治療を受けているにもかかわらず、歯茎がしょっちゅう膿んで、ついには歯が数本抜け落ちてしまいました。(※加えて、舅は、糖尿病から肝臓ガンを併発して他界、姑は、子宮体ガンの経験者です。ですからその息子である夫は、遺伝的に糖尿病、ガン体質のキャリアを幾分か引き継いでいるそうです。)
その様な訳もあり又、好きなお酒もやめられず、自分に合った健康食品を探していたようです。

2000年のある日のこと、夫は突然、耳慣れない健康食品の名を口走り、アメリカへ個人輸入の注文を出してくれと頼まれ、今まで愛用していたウコンとアガリクスの購入を中止して欲しいと言うではありませんか。
それが、私とトランスファーファクターとの出会いの始まりです。

夫は学生時代、化学では「触媒」、理科では「免疫」と言う言葉にとても惹かれたそうです。その様な言葉から遠のいていた日常に、ある日突如、「免疫」と言う文字がスパムメールのひとつとして届いたのです。この頃、あるホームページを立ち上げていた夫は、毎日送られてくるスパムメールを削除するのが日課でした。しかし「免疫」と言う文字が入ったスパムメールに、何がしかのインスピレーションを感じた夫は、そのメールだけは削除せず、別のフォルダに格納したそうです。数日はすっかりそのメールのことも、どのフォルダに格納したのかも忘れていたのですが、何気なく開いたフォルダの中に、またもや「免疫」を見たのでした。
『これはもう資料を取り寄せるしかないか・・』そう思った夫は、返信メールでその旨を伝えました。数日後、資料が届き中を見ると、「製品説明書」「ビジネス説明書」「ビデオ」などが入っておりました。
「ビジネス説明書」なるものを読んだ夫は、『MLM? マルチ・レベル・マーケティング? ナンジャコリャ? もしやこれはマルチ? まてよ、商品を愛用するだけでもOK? ってことは、ビジネスをしなくてもいいわけだ。今常食しているウコンやアガリクスよりも安い製品だし、牛の初乳からの抽出成分で「免疫」を高めてくれる製品と言うことだし、商品だけでも取り寄せて見よう』と言うことで、半信半疑ながら商品だけでも取り寄せて見ることにし、私がアメリカへ注文することになったのです(その当時は、この製品は日本で販売されておらず、米国からの個人輸入製品でした)。

夫は、最初の1ヶ月、トランスファーファクター・プラスと言う製品を毎食後、1カプセルづつ食べました。ところが、1ヶ月が過ぎた頃、「なんかこれは僕には合わないな。頭がボーっとするし、胸の辺りがむかむかして気分が悪い(この時は知識が無く判らなかったのですが、これは、好転反応だったのでしょう)」と言うわけで、その後はトランスファーファクターに変えたところ落ち着きました。その後、トランスファーファクター入り総合健康食品ライトスタート男性用が発売されてからは、それを愛用する様になって現在に至ります。

その結果、今のところ一番気になる胆のうポリープは変化が無く現状を維持、目の下まぶたの内側に溜まる脂肪はここ2年間まったく出なくなり、最近また歯科医で歯石の除去治療を行ってはいるものの、ここ2年近く歯科医に通わなくとも、歯茎が膿み血が出る現象は無く、残った歯も現状を保っています(ご存知ですか?歯周病も実は免疫病のひとつです)。
また、以前とても気になっていた黒い便も改善され、何年か続いていた春先に高熱を出すほどの風邪もここ数年すっかり影を潜め、インフルエンンザにもかからない体質になりました。また、毎年ドックでの下の血圧が95前後と高かった数値も、70代と正常値になっており、あれもこれも嘘みたいで、本当に驚くばかりです!
夫の体験から導かれる結論は、なんと言っても、予防的にも、ある症状がある場合でも、自身に備わっている自然治癒力=免疫力を高め調整する機能こそが、健康の基礎であると言うことでした。

その間、圧巻はなんと言っても、2002年8月に突然襲った夫の「顔面神経麻痺」、俗に言う顔面麻痺に侵された時の事です。このころ夫は、突然、朝5時から1時間の早歩き、夕方には1時間半ほど市営の運動クラブでの筋肉トレーニングに余念がありませんでした。酒を飲み明かした翌日も休むことなく続けていたある日のこと、筋トレに行くのに、自前の補給水を忘れたことがありました。筋トレで喉の乾いた夫は、トレーニング室の外にあって、近くのトイレの前に常設してある自働給水器のペダルをあわてて踏み、ゴクゴク生暖かい水を飲み込んでしまいました。それは、冷水が出るはずでした。人の目にとまりにくい場所にあったため長らく使われていなかったのでしょう。「あっ、やばい!」と思ったらしいのですが、後の祭りと言うか、繁殖した雑菌だらけの水を飲み込んだと想像に難くありません。
その夜、食事を終え、寝転がってテレビを観ていた夫が、顔面左半分に違和感を訴えます。見るとなんと顔面左半分が歪んでいるではありませんか!

そのあとの顛末は、下記の通りです。下記の報告は、以前、夫が運営していた掲示板(このbbsは、故あって今は閉じています。)にアップしていたものです。


8月11日、日曜日夜、前触れもなく突然顔左半分がおかしい。
インターネットで「顔面麻痺」検索、

http://homepage2.nifty.com/~yabu/ganmenmahi/

のページを読む。紛れもない「顔面神経麻痺」である。慌てふためいて驚天!
耳鼻咽喉科の病院へ行くべきか、脳神経外科へ行くべきか悩む。
この日常食しているサプリメント「ライトスタート」+トランスファーファクター、トランスファーフアクタープラスを各1錠づつ食す。

12日月曜日、大野記念病院・脳神経外科に電話、水曜日でないと受診できないとの事。
この日も朝夕2回、「ライトスタート」+トランスファーファクター、トランスファーフアクタープラスを各1錠づつ食す。

13日火曜日、「顔面麻痺」若干ひどくなる。
この日も朝夕2回、「ライトスタート」+トランスファーファクター、トランスファーフアクタープラスを各1錠づつ食す。

14日水曜日、午前中病院へ行く。
担当医、「ウイールス性のベル麻痺でしょう。顔面神経麻痺の事です。お薬を出しておきます。それと念のために脳のMRIも摂りますが、16日の予約です。」

 ★薬の処方
 リンデロン錠 8錠
 タガメット錠200mg  2錠 1日2回朝夕食後すぐ 2日分

 リンデロン錠 4錠
 タガメット錠200mg  2錠 1日2回朝夕食後すぐ 2日分

 リンデロン錠 2錠
 タガメット錠200mg  2錠 1日2回朝夕食後すぐ 2日分

 メチコバール錠500ug   3錠
 ビタメジン.Sカプセル25  3錠 1日3回朝夕食後 7日分

 AZ点眼液 外用      1瓶

この日の昼から薬は処方にしたがって毎日飲む。
それと同時に「ライトスタート」を一時休止、その代わり
トランスファクターファクタープラスを3錠
トランスファーファクターを2錠
を食す。

16日金曜日、病院で脳のMRIを撮る。

15、16、17日と顔面がひどく突っ張った感じで、不愉快極まりない。

18日日曜日、朝目覚めて心なしかな顔面のつっぱりが和らいだようでほっとする。

19日月曜日、目覚めてみると昨日の和らいだ感じは錯覚だった事に気づく。
検診日、病院へ行く。脳のMRI検査は以上なし。
先生曰く「顔面麻痺の進行は変わりありませんね。治るには当初言ってた通り2ヶ月ほどかかるものと思ってください。その間体調を崩すとかストレスをかけない様に。治らない場合もあります。・・できる事はもうありません。ステロイド剤(リンデロン)は副作用があるのでこれ以上出しません。前回同様のビタミン剤を出しておきます。それで聞くかどうかも分かりません。・・・患者さんが1ヶ月ほどしたら来なくなるので・・治っているのか他の病院へ言っているのかそこんところが良く分からない。」との心許ないお言葉。
 
 ★薬の処方
 メチコバール錠500ug   3錠と
 ビタメジン.Sカプセル25  3錠 1日3回食後 14日分
 AZ点眼液 外用      1瓶

20日火曜日、他の病院へ行くかどうか心が揺れる。妻はしきりに針治療でもしてみたらと勧める。
迷ったがウィルスなどにめっぽう強いというトランスファーファクターを自ら試す事に決める。

★8月20日火曜日〜8月25日日曜日まで下記の通り飲む。
病院で出されたビタミン剤    毎食後1錠づつ3回
トランスファーファクター      毎食後2錠3回
トランスファーファクタープラス   毎食後3錠3回
ライトスタート(薬を飲んでいた間中止していたが再び飲み始める) 朝夕2回

8月23日までは何の変化もなし。

8月24日土曜日、心なしか改善の兆しあり。
麻痺している左半分の額にシワを作ると、多少シワが現れる。前日まではシワを作れなかった。目を閉じると麻痺している方の目も閉じれるようになった。口笛を吹くと前日までいびつだった唇の形が元に戻りつつある。

8月25日日曜日、更に改善の兆しあり。

脅威的なな回復である。今週、みるみる顔面の麻痺は治まってきた。完治ではないが、もうほぼ治りかけといったところだ。
発症して21日目、山は越えた。

★8月26日月曜日〜9月1日日曜日まで下記の通り飲む。
病院で出されたビタミン剤    毎食後1錠づつ3回
トランスファーファクター      毎食後2錠3回
トランスファーファクタープラス   毎食後3錠3回
ライトスタート             朝夕2回

木曜日に完全に治まった。
1ヶ月足らずの完治(?)である。
今週は病院でだされたビタミン剤は服用しなかった。ぶり返さないためにもう1週間は下記のサプリメントを続けようと思う。

★9月2日月曜日〜9月8日日曜日まで下記の通り飲む。
トランスファーファクター     毎食後2錠3回
トランスファーファクタープラス  毎食後3錠3回
ライトスタート            朝夕2回

顔面麻痺を経験してみて思う事は、初動がとても大事だと言う事だ。
 1、笑った時に顔が引きつり唇がゆがむ。
 2、洗顔で水が目に入る。
 3、歯磨きの後、口をすすぐ時に水が唇から漏れる。
 4、ウインクが出来ない。
 5、口笛が吹けない。
など、このような症状がでたらなるべく早く病院(耳鼻咽喉科、脳神経外科)へ直行すべきだ。
顔面麻痺の初期治療にはステロイド剤が有効のようだ。しかし副作用があるので胃を保護するための薬との併用であり、せいぜい1週間くらいの投薬らしいい。

病院によって治療の方法もまちまちらしい。
私の場合自己判断で、病院の
 1、投薬と
 2、サプリメント(通常より多目)
で事無きを得た。
参考になればこれ幸いである。

私は、3日目に病院へ言ったしサプリメントもその時から多目に飲むようになったのであるが、発症の翌日にこれらをしていればどうなっていたのか興味を持つ。サプリメントだけでも発症の時点から多目に飲んでいれば、もっと早くあの不快感から解放されたのではないか、と後悔している。

この間、アルコールは厳禁。良く眠る事。ストレスをためない事。(これができないから、ある病院では患者を2週間も入院させるのかもしれない)

この間の費用は、MRIの検査を含む病院の費用とサプリメントの費用の合計50,000円弱といった所である。

※この病気はあなどると元に戻らない場合があるから注意が必要だ。

体験談 No2 へ続く

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